日常英会話でのf○ck
日常的に洋画を見ているので、英語力が上がってほしいところだが、なかなかそう上手くはいかない。
TOEICのスコアもさして高くない筆者だが、その中でも劇中で使われていると明確に聞き取れる単語がある。
そう、"fuck"だ。
別に心が汚いからではない。
使われていると相当インパクトがあるのだ。
アクション、ホラー、ヒューマンドラマ、どれをとっても劇中で一回くらいは使われているのではないだろうか。
もちろんアメリカではfuckは放送禁止用語であるが、出てくる回数が少ない映画だったらR指定にならないでPG-13指定で済む。
では実際どのように使われているのか。
Wikipediaの例を見てみよう。
fuck を英文法の視点で見ると、名詞、動詞、形容詞、副詞、代名詞、間投詞などあらゆる文脈で利用できる単語であり、例として Fuck the fucking fuckers!(不快なバカを無視しろ)という意味の文が成立する。単語を分離して間に挿入する用法もあり、un-fucking-believable(絶対に信じられない)という意味になる。
この例に出てくるように、あからさまな卑語として"fuck"が使われていることは少ない。もちろん映画にもよるが。
最近観た映画の中だったらキアヌ・リーブス主演の『ノック・ノック』は凄かった。
卑語としての"fuck"がポンポン出てくる。
「You say "fuck me, fuck me"!!」などといった汚いセリフが実際にキアヌの口から聞こえると思わず「仕事選べよ…」と思ってしまった。ちなみにキアヌ・リーブスは映画『マトリックス』で主演を演じた俳優である(主演を演じたって日本語が変な気がする)。
「Hey, fucking guy!」などのセリフはよく聞かれるが、使われるシチュエーションは多様である。
仲のいい野郎友達を見かけたときに言うこともあれば、喧嘩前に挑発するときに言ったりもする。
映画『Deadpool』は明るい”fuck”の使い方が勉強できるだろう。
シュワルツェネッガーやブルース・ウィリスが出ている映画で使われる”fuck”はたいてい罵倒語として使われている。
こういう観点で映画を鑑賞するのも面白いかもしれないと思った今日この頃である。
ただ一言言えるのは、
日本人は使わないに越したことはない。
である。あらぬ誤解を受けて喧嘩に巻き込まれても仕方ないしね。